令和7年度神奈川県介護ロボット・ICT導入支援事業費補助金
2025年10月2日
概要
介護サービス事業者が介護ロボットやICT機器等の介護テクノロジー導入や定着に向けた補助を通じて、介護現場の生産性向上による職場環境改善を図ることを目的とします。
申請受付
令和7年度は、10月10日以降の申請開始を予定しています。
交付対象者
・介護保険法に基づくサービスを提供する全てのサービス事業所
・老人福祉法に基づく養護老人ホーム及び軽費老人ホーム
補助メニュー
(1)介護テクノロジー等の導入支援
(2)介護テクノロジーのパッケージ型導入支援
(3)導入支援と一体的に行う業務支援
※各介護事業所につき(1)又は(2)どちらかのみ申請可能です。
※(3)は、(1)又は(2)を活用する際の補助要件です。
補助事業の内容等
(1)介護テクノロジー等の導入支援
ア 重点分野に該当するテクノロジー
経済産業省と厚生労働省が定める「介護テクノロジーの重点分野」に該当する機器で、次のものが対象です。
・「福祉用具情報システム(TAIS)」((公財)テクノエイド協会が提供。)で、「介護テクノロジー」として選定された機器
・神奈川県補助対象機器一覧に掲載している機器(PDF:3,726KB)
イ その他
介護従事者の身体的負担の軽減や間接業務時間の削減等の業務の効率化など、介護従事者が継続して就労するための職場環境整備として有効であり、介護サービスの質の向上につながると県が判断した機器
(2)介護テクノロジーのパッケージ型導入支援
(1)の介護テクノロジーのうち、「介護業務支援」に該当するテクノロジーと、そのテクノロジーと連動することで効果が高まると判断できるテクノロジー(通信環境整備に係る経費も支援対象に含む。)
(3)導入支援と一体的に行う業務支援
(1)、(2)により介護テクノロジーを導入する場合は、次のア又はイの支援を受けることを要件とし、アの支援を受ける場合は、その費用を補助対象とします。
ア コンサルティング会社等による業務改善支援
イ かながわ介護スマート相談室(介護生産性向上総合相談センター)等が実施する研修
補助額
補助額は、補助対象経費に補助率を乗じた額と、基準額を比較し、少ない額を補助額とします。
(1)介護テクノロジー等の導入支援
補助率:1介護事業所あたり1機器につき導入経費の5分の4 ※リース・レンタルも含む
①アで示す機器等のうち「移乗支援」、 「入浴支援」に該当する機器又はイで示す機器
基準額:100万円/台 上限額:1介護事業所あたり500万円
②アで示す機器等のうち 「介護業務支援」の「介護ソフト」
基準額:職員数に応じて、100万円~250万円
③上記以外
基準額:30万円/台 上限額:1介護事業所あたり500万円
※①、③をあわせて導入する場合、1事業所あたりの補助上限額は500万円です。
※①~③すべて併用可能ですが、この場合の1事業所あたりの補助上限額は750万円です。
(2)介護テクノロジーのパッケージ型導入支援
補助率:1介護事業所あたり導入経費の5分の4
基準額:1介護事業所あたり1,000万円
(3)導入支援と一体的に行う業務支援
補助率:1介護事業所あたり導入経費の5分の4
基準額:1介護事業所あたり48万円
詳しい内容や申請方法はホームページをご確認ください。